第7話 ルークと不思議な樹の村
その木の葉はどんな病気も治す薬になり、木の実を食べればいつまでもお腹がすかず、火をつければほんの小枝でもいつまでも燃え続ける。 そんな不思議な樹が一本あるおかげで、その村の人々はとても裕福で、贅沢に暮らしていました。 ところが、ある日その不思議な樹が、一枚の葉も、一粒の木の実も、付けなくなってしまった。
こまったこまった、このままでは村人は生きてゆけない。
噂を聞いたルークが不思議調査に向かった。